入居者ができる換気・湿気・暖房の上手な使い方
皆さん、こんにちは
管理事業部の桑島です。
寒さが本格化する冬。
「暖房をつけても部屋が寒い」「結露がひどくてカビが心配」「光熱費が上がって困る」
そんなお悩みを抱える入居者の方も多いのではないでしょうか?
実は、ちょっとした換気や湿気対策、暖房の使い方を意識するだけで、冬の住まいはぐっと快適になります。
今回は、賃貸住宅にお住まいの方が簡単にできる冬の快適対策をご紹介します。
1️⃣ 冬に多い住まいの悩みとは?
冬の時期、特に注意したいのが「結露」と「乾燥」。
暖房によって室内の温度が上がる一方、外気との温度差で窓や壁が冷やされ、結露が発生します。
この水滴を放置すると、カビやダニの発生原因となり、健康にも悪影響が出ることがあります。
また、エアコンやヒーターによる乾燥で肌や喉の不調を感じる人も増えます。
快適な冬の暮らしには、「暖かさ」と「湿度・換気」のバランスが欠かせません。
2️⃣ 上手な換気のコツ
冬は寒さのため、つい窓を閉め切りがちです。
しかし、空気の入れ替えを怠ると湿気や二酸化炭素がこもり、結露や体調不良の原因に。
💨 おすすめの換気方法
- 1日2〜3回、5〜10分ほど短時間の“全開換気”を行う
- 部屋の対角線上にある窓やドアを開けて空気の流れを作る
- 浴室やキッチン使用後は、しばらく換気扇を回して湿気を逃がす
- 室内干しをする場合は、除湿機・換気扇を併用する
ポイントは「短時間でもしっかり空気を動かすこと」。
冷えた空気を一気に入れ替える方が、結果的に暖房効率も良くなります。
3️⃣ 結露・カビを防ぐ湿気対策
結露は放っておくと壁紙の裏やサッシの隙間でカビが繁殖し、退去時のトラブルにもつながりやすいです。
管理会社としても、入居者に意識してもらいたいポイントです。
🌿 湿気対策の基本
- 家具を壁から5cm以上離して設置(通気性UP)
- 朝晩に窓の結露を拭き取る
- サッシ・パッキン部分の掃除を定期的に行う
- 窓の断熱シートや結露防止フィルムを貼る
- 除湿剤や新聞紙を押し入れ・下駄箱に活用する
小さな習慣でも、冬場のカビ・結露被害を大幅に減らせます。
4️⃣ 暖房を賢く使って快適・節約!
暖房を効率的に使えば、部屋を暖かく保ちながら光熱費も節約できます。
🔥 おすすめの暖房活用術
- エアコン設定温度は20〜22℃が目安(1℃下げるだけで約10%節電)
- サーキュレーターで空気を循環させ、足元の冷えを防ぐ
- 加湿器や洗濯物の室内干しで湿度を40〜60%に保つ
- 窓際に厚手のカーテンを設置して熱を逃がさない
- 床にラグやカーペットを敷いて断熱効果を高める
また、フィルターの掃除を2週間に1回ほど行うと、暖房効率が約10%向上します。
簡単な快適術ばかりだと思うので
是非皆さんも試して快適に冬を乗り切ってください💪
では!
桑島




















